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2012年1月29日 (日)

震災復興関連資材の需給状況

 一向に目立った展開が見えない震災復興ですが、少し詳細にチェックすると動きが出ています。

 まずセメント。出荷在庫バランスは次のようになっています。

201111

 震災復興関連の中では基調の強さが目立っています。太平洋セメントの株価を見ると、低位株であり目立たないのですが、9月8日を底に現在まで約33%強上げてきています。

20120127

 次にH形鋼。震災直後に復興期待から大きく在庫を積み上げた反動から需給は徐々に好転してはいるのですが、出荷の停滞が依然として続いているように見えます。

H201111

 東京製鐵はH形鋼の他、鋼板の停滞もあって、株価の軟調さが目立ちます。

20120127_2

 H形鋼に比べて決して大きな差があるわけではないのですが、小形棒鋼は比較的に安定した改善が続いているように見えます。特に出荷の基調がH形鋼に比べると強めに推移しています。

201111_2

 小形棒鋼を主力にする東京鉄鋼は直近の底値となった10月から1月4日の274円まで4割弱の上昇になっています。

20120127_3

 いずれにしても、本格的な復興需要はこれから出てくるわけですし、建設サイクルという長期の景気循環を担う主要品目ですから、今後の展開が楽しみにしたいと思っています。

 

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