2月24日の米国マーケットを振り返る
1月の新築住宅販売件数、2月のミシガン大学消費者信頼感指数確報値がともにコンセンサスを上回ったこともあって12時前には13,000ドルを上回る堅調な動きを見せたダウ平均株価でしたが、1時から3時ごろにかけて値を崩し、結局1.74ドル、0.01%の小幅安で終えています。
午後に入っての調整局面の背景には1.80%と上昇が続く原油価格が背景にあると見られます。0.43%上昇したウォルマート株の日中の動きを見ると1時から3時にかけて急速に調整色を強めており、原油価格の上昇が個人消費を冷やすことをマーケットが懸念したことを示唆しています。
VIX指数は3.04%上昇しましたが、1時以降の上げが著しく、投資家心理が悪化したことを示しています。
ちょっと一言
今日の日経平均株価はスタート直後から調整色が鮮明になっています。先週金曜日の米国株式市場が原油価格上昇が重石になったことに加えて、高値警戒感から利益確定の動きに押されていると見ることもできそうですが、個人的には、ユーロ円の動きに大きく影響されたと見ています。
為替と株価の関係は鶏と卵のようなところがありますが、少なくともユーロ円の動きに対して非常に神経質に反応しているような気がします。このユーロ円は円高に動いたとはいえ、現在のところトレンドの変化と見ることはできないようです。したがって日経平均株価の下げ局面であわてて売ることは避けたいと思っています。
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