今日のマーケットは? 2月28日
スタート直後に100.36ドル安まで下げ幅を拡大したダウ平均株価でしたが、すぐに回復基調に転じ、結局1.44ドル、0.01%の小幅安で終えています。
回復のきっかけは10時に発表された1月の中古住宅販売成約。前月比2.0%の増加と、事前予想の1.0%増を大きく上回りました。
住宅建設大手のレナー社が2.50%と大きく値を上げ、最近の住宅関連の強い指標がマーケットを押し上げていることを示唆しています。
VIX指数は4.91%上昇しましたが、日中の動きを見ると11時過ぎにかけて急速に低下して、投資家のセンチメントの好転を示しています。
このような動向を背景に、今日の日経平均株価も多少軟調気味ながら、大きな波乱のないスタートとなりそうです。CME日経先物価格(円ベース)9,590円の近辺での寄り付きを想定しています。
ただし、円安基調を続けてきた為替が円高方向に振れていることがマーケットの重石になる可能性があるため、ザラバは上値の重い展開になると見ています。ドル円がこのように動いています。
ユーロ円も似た動きです。
今日は1月の製造業部門別投入・産出物価指数が日銀から発表されます。
1月の耐久財受注、12月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数、2月の消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製造業指数などの経済指標発表を控えた米株先物の動きが日経平均株価に影響を与える可能性がありますので、目を離さないようにする必要がありそうです。
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