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2012年2月

2012年2月29日 (水)

今日のマーケットは? 2月29日

 ダウ平均株価が23.61ドル、0.18%上昇して13,005.12ドルと3年9か月ぶりに13,000ドルを上回って終えています。

20120228

 この動きを受けて、今日の日経平均株価も堅調なスタートになりそうです。CMEの日経先物価格(円ベース)9,785円の近辺での寄り付きを想定しています。

Cme20120228

 今日は、1月の鉱工業生産動向速報値、新設住宅着工などの他、1月の鉄鋼輸出実績、建設機械出荷額、自動車生産・輸出など重要と思われる指標類が続きます。

 また、10-12月GDPの改定値、2月のシカゴPMI、ベージュブックの発表を前にした米株先物の推移からも目を離せません。

 ザラバは、利益確定の動きに警戒しながらも、円高への為替の振れがない限り、堅調な推移を期待しています。ドル円、ユーロ円は次のようなうごきです。

A20120229

A20120229_2

ちょっと一言

 ダウ平均株価が3年9か月ぶりに13,000ドルを越えてきました。果たしてこの上昇が続くかどうか注目されるところです。シェールガスの開発によるエネルギーポジションの改善、フェースブックの象徴される米国企業の競争力に対する一段の強化などが、さらなる株価上昇を牽引する可能性もありそうです。

1020120228

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2012年2月28日 (火)

今日のマーケットは? 2月28日

 スタート直後に100.36ドル安まで下げ幅を拡大したダウ平均株価でしたが、すぐに回復基調に転じ、結局1.44ドル、0.01%の小幅安で終えています。

20120227

 回復のきっかけは10時に発表された1月の中古住宅販売成約。前月比2.0%の増加と、事前予想の1.0%増を大きく上回りました。

 住宅建設大手のレナー社が2.50%と大きく値を上げ、最近の住宅関連の強い指標がマーケットを押し上げていることを示唆しています。

Len20120227

 VIX指数は4.91%上昇しましたが、日中の動きを見ると11時過ぎにかけて急速に低下して、投資家のセンチメントの好転を示しています。

Vix20120227

 このような動向を背景に、今日の日経平均株価も多少軟調気味ながら、大きな波乱のないスタートとなりそうです。CME日経先物価格(円ベース)9,590円の近辺での寄り付きを想定しています。

Cme20120227

 ただし、円安基調を続けてきた為替が円高方向に振れていることがマーケットの重石になる可能性があるため、ザラバは上値の重い展開になると見ています。ドル円がこのように動いています。

A20120228

 ユーロ円も似た動きです。

A20120228_2

 今日は1月の製造業部門別投入・産出物価指数が日銀から発表されます。

 1月の耐久財受注、12月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数、2月の消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製造業指数などの経済指標発表を控えた米株先物の動きが日経平均株価に影響を与える可能性がありますので、目を離さないようにする必要がありそうです。

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2012年2月27日 (月)

2月24日の米国マーケットを振り返る

 1月の新築住宅販売件数、2月のミシガン大学消費者信頼感指数確報値がともにコンセンサスを上回ったこともあって12時前には13,000ドルを上回る堅調な動きを見せたダウ平均株価でしたが、1時から3時ごろにかけて値を崩し、結局1.74ドル、0.01%の小幅安で終えています。

20120224

 午後に入っての調整局面の背景には1.80%と上昇が続く原油価格が背景にあると見られます。0.43%上昇したウォルマート株の日中の動きを見ると1時から3時にかけて急速に調整色を強めており、原油価格の上昇が個人消費を冷やすことをマーケットが懸念したことを示唆しています。

Wmt20120224

 VIX指数は3.04%上昇しましたが、1時以降の上げが著しく、投資家心理が悪化したことを示しています。

Vix20120224

ちょっと一言

 今日の日経平均株価はスタート直後から調整色が鮮明になっています。先週金曜日の米国株式市場が原油価格上昇が重石になったことに加えて、高値警戒感から利益確定の動きに押されていると見ることもできそうですが、個人的には、ユーロ円の動きに大きく影響されたと見ています。

B20120227

 為替と株価の関係は鶏と卵のようなところがありますが、少なくともユーロ円の動きに対して非常に神経質に反応しているような気がします。このユーロ円は円高に動いたとはいえ、現在のところトレンドの変化と見ることはできないようです。したがって日経平均株価の下げ局面であわてて売ることは避けたいと思っています。

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今日のマーケットは? 2月27日

 円安に押し上げられて、今日の日経平均株価は好調なスタートになりそうです。CMEの日経先物価格(円ベース)9,705円を一応の寄り付きのメドとしていますが、もう少し高めになるかもしれません。

Cme20120224

 その理由は、為替が一段と円安に振れて始まっていること。ドル円は次のようになっています。

A20120227

 ユーロ円の円安への基調はさらに鮮明です。

A20120227_2

 円安に対しては、エネルギーコストに上昇に伴う貿易収支への影響などを心配する見方も出てきそうな雰囲気がありますので注意する必要がありそうですが、これまで円高がストレートに株式市場にダメージを与え続けてきたわけですから、その反動としてのマーケットの上昇には基本的に素直について行く必要があると考えています。

 今日は目立った経済指標の発表はありません。米国も1月の中古住宅販売成約の他に目立ったものはありません。

 参考までに日経平均株価とドル円の動きを比較したものを見ると次のようになっています。

20120225_2

 現時点では、ドル円の円安への振れは明確に日経平均株価の押し上げ要因になっています。

 もう一つ、ドル建て日経平均株価とユーロ円の動きを見るとこのようになっています。

20120225_3

 つまり日経平均株価は対ドル、対ユーロの2重の円高によって大きく低迷を続け、現在はその反動局面にあるということになります。

 したがって、ザラバでは高値感から利益確定の動きが出る可能性もあるのですが、円安基調に変化がない限りは、調整局面では押し目買いのスタンスで臨むつもりです。

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2012年2月24日 (金)

ダウ先物価格は強めのスタート

 気になるダウ先物価格は堅調なスタートになっています。

20120224

 この動きに日経平均株価が素直に反応するようであれば、ドル円の円高への振れやAIJ問題はあまり気にする必要はないということになりそうです。しかし、もし反応が鈍い場合は多少気を付けたほうがいいかもしれません。

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今日のマーケットは? 2月24日

 今日の日経平均株価は、ダウ平均株価の上昇を映して、堅調なスタートになりそうです。CMEの日経先物価格(円ベース)9,595円の近辺を寄り付きのメドとしています。ザラバを大きく動かす特別な要因は見当たらないのですが、対ドルで円安への振れが止まっていることや、AIJ投資顧問の受託年金資産が消滅している問題などが、多少の重石になる可能性に注意しようと思っています。

Cme20120223

 週間ベースの新規失業保険申請件数が予想より少なかったにも関わらず、軟調に始まったダウ平均株価でしたが、すぐに持ち直し46.02ドル、0.36%高で終えました。

20120223

 期待を下回る決算で6.53%下落したヒューレット・パッカードが軟調なスタートに大きく影響したと見ています。

Hp20120223

 しかし、FHFAによる12月の住宅価格指数がコンセンサスを上回ったことがマーケットを押し上げました。住宅建設大手トール・ブラザースのザラバの動きがそれを示唆しています。

Tok20120223

 VIX指数は着実に低下して、投資家心理の改善を示しています。

Vix20120223

 今日は1月の企業向けサービス価格指数が発表されますが影響は限定的と思われます。

 2月のミシガン大学消費者信頼感指数の確報値と1月の戸建新築住宅販売件数を控える米株先物の動きに注目する必要がありますが、住宅関連の指標に堅調なものが多いことから、強めの推移を期待しています。

 ユーロ円は円安への振れが続いています。

A20120224

 しかし、ドル円の円高方向への動きが多少気になります。

A20120224_2

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2012年2月23日 (木)

為替次第?

 日経平均株価は9,550円の近辺でスタートしています。

 ダウ先物価格がわずかながら軟調気味なスタートとなり、日経平均株価も多少下に振れそうな気配があります。

Ny20120223

 正直なところ、日経平均株価の最近の回復は私の個人的な想定を上回る状況が続いています。したがって、なんとなく高値感が念頭にあって、いつ反落があってもおかしくないという気分なのですが、円安への振れという基調に変化がない限りは感情に流されないようにしようと言い聞かせています。

 ユーロ円の60分足はこのようになっています。

B20120223

 ユーロ円を日足で見ると、円安への推移が一段と鮮明です。

A20120223 

 1月21日に「ユーロ高円安をどう見る? 」という記事でコメントしましたが、ユーロ円の基調が日経平均株価の動向に大きく影響する状況が続くと考えています。

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今日のマーケットは? 2月23日

 ユーロ圏の2月PMI、米国の1月中古住宅販売件数などが相次いでコンセンサスを下回ったことに、ギリシャに対する金融支援合意後の材料出尽くし感も加わって、欧州市場、米国市場ともに軟調に推移しました。

 ダウ平均株価は27.02ドル、0.21%の小幅安で終えています。

 日経平均株価にもこの展開が反映すると見られるのですが、一方でドル円、ユーロ円ともに円安方向に振れていることが下支えになっています。

 このため、今日の日経平均株価は、CMEの日経先物価格(円ベース)9,570円の近辺と、前日終値をわずかに上回る寄り付きを想定しています。

 今日は目立った経済指標は予定されていません。

 為替の円安方向への振れに大きな変化がない限り、底堅い推移が期待できそうです。

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2012年2月22日 (水)

今日のマーケットは? 2月22日

 ギリシャ支援合意後の材料出尽くし感や、ユーロ圏の2月消費者信頼感指数がコンセンサスを下回ったことから、欧州市場が軟調に推移したのもかかわらず、ダウ平均株価は15.82ドル、0.12%の小幅高で終えました。

20120221

 この展開を背景に、CMEの日経先物価格9,480円の近辺が今日の日経平均株価の寄り付きのメドとなりそうです。

Cme20120221

 今日は目立った経済指標はありませんが、1月の全国スーパー売上高や民生用電気機器国内売上高などに注目したいところです。

 ザラバを大きく動かすような特別の要因は見当たりません。

 しかし気になっているのは国際商品市況。ニューヨーク金先物価格が32.60ドルと1.89%上昇しています。

Ny120120221

 また、WTIの期近ものも2.60ドル、2,52%の急騰となっています。

 ギリシャ支援合意による金融システム不安が解消したことが商品価格を押し上げていると指摘されているようです。しかし、ニューヨーク金価格が急騰を始めた時間帯にVIX指数が上昇していることに注意が必要である気がします。

Vix20120221

 イランが英仏に加えて、イタリアやスペインまで輸出停止の対象を拡大したことなどが、商品市況高騰の一因になっていると思われます。少なくとも、楽観一色の上昇ではないように思われます。

 したがって、今日の日経平均株価のザラバは小動きながら、軟調な局面もありうることを警戒して臨みたいと考えています。

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2012年2月21日 (火)

今日のマーケットは? 2月21日

 今日の日経平均株価は、日経先物夜間取引の推移を引き継いで9,475円の近辺での寄り付きを想定しています。

20120220

 ユーロ円が比較的に安定した動きを見せていることもあって、ザラバも同様に小動きでの推移を想定しています。

A20120221

 昨日は9,480円の近辺での寄り付きと見ていたのですが、それを大幅に上回る9,534.03円でのスタートになりました。

 背景にあったのはユーロ円。スタート直前に急速にユーロ高円安に振れました。しかしその後はユーロ安円高方向に戻すとともに、日経平均株価も上げ幅を縮小して、日経平均株価は9,485.09円で終えています。

B20120220

 今日は、12月の全産業活動指数の他に目立った指標がないために、ユーロ圏財務相会合の動きを映したユーロ円から目を離せないようです。

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2012年2月20日 (月)

今日のマーケットは? 2月20日

 マーケットが楽観的なムードに振れているだけに、悪いニュースには気を配るようにしています。イランの英仏への原油輸出停止、米韓の軍事演習に対する北朝鮮の神経質な反応、久米島付近の海域での日中間のいざこざなど気になるものがいくつか見られました。

 しかしながら為替の動きを見る限り大きな反応はなく、今日の日経平均株価は平穏なスタートになりそうです。CMEの日経先物価格(円ベース)9,480円の近辺を一応のメドとしています。

Cme20120217

 ドル円はこのようになっています。

A20120220

 ユーロ円もユーロ高円安方向への動きに変化は見られません。

A20120220_2

 今日は1月の貿易統計と12月の景気動向指数改定値の発表があります。貿易統計が多少気になりますが、大きな影響はないだろうと考えています。

 ザラバは円安に支えられて堅調な小動きと想定しています。ギリシャへの追加支援を議決する予定のユーロ財務相会合を控えていますので、それが確定するまでは大きく動くことはないのではと思います。

 米国はプレジデンツデーで休日です。

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2012年2月19日 (日)

ちょっと一息 : 寒さの中でやっと咲き始めた梅

Photo

為替の2段ロケット

 日経平均株価の好調な上昇が目立ちます。先週1週間のダウ平均株価は1.16%の上昇。一方、日経平均株価は4.88%の急騰です。2月15日に日銀による追加的な金融緩和措置が大きく影響しています。

 しかし、すでに1月の半ばからに日経平均株価の好調な動きが続いています。円安に振れた為替がその背景にあることは1月28日に「好調な日経平均株価は持続するか?」という記事でご報告しました。

 その後好調な株価が持続しているわけですが、記事の中で用いたグラフ類を更新しておこうと思います。

 まずリーマンショック後の日米株価の動き。日経平均株価の低迷が鮮明です。

20120217_4

 次に、ドル建て日経平均株価をダウ平均株価と比べたものです。両者の動きはかなり一致しています。つまり、ドル円の円高への振れがいかに大きく影響したかを示しています。

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 昨年は再び乖離が拡大しました。春は東日本大震災、秋はユーロ安円高が背景になっています。ユーロ円と日経平均株価の動きは次のようになっています。

20120217

 ということで、日経平均株価はドル円で頭を抑えられ、さらにユーロ円に叩かれるというダブルパンチを受けたわけです。

 別の言い方をすると、日経平均株価はドル円、ユーロ円の方向転換という上昇の2段ロケットを持っているということです。

 そして、現在は円が対ドル、対ユーロともに円安方向に振れていることが、好調な日経平均株価の背景になっていると考えています。今後の為替の動きには予断を許さないのですが、米国の経済指標に強めのものが多く、QE3の実施には疑問符が付く状況である上に、20日のユーロ圏財務相会合でギリシャへの追加支援が承認されそうな様子ですから、円安が日経平均株価を下支えする展開が続きそうです。

 もう少し詳細なコメントは「好調な日経平均株価は持続するか?」をご参照ください。

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2012年2月18日 (土)

米国マーケットを振り返る 2月17日

 ダウ平均株価は1週間で1.16%上昇しました。ギリシャをめぐる欧州の情勢に揺れ動いたイメージがあるのですが、実際の株価はそれにはお構いなしに実に着実な上昇トレンドを描いています。

20120217

 このトレンドの背景にあるのは市場のコンセンサスを上回る好調な経済指標が多かったこと。サプライズ指数がそれを示しています。もちろん、1月25日にFOMCが2014年後半まで超低金利政策を維持すると明言したことの影響も見逃せません。

B20120217 

 金曜日のダウ平均株価は45.79ドル、0.96%高で終えています。ギリシャへの金融支援が20日のユーロ圏財務相会合で承認されることがほぼ確実との見方がマーケットを押し上げたと指摘されていますが、基本的には年初からのトレンドに沿った動きであったと言えそうです。

20120217_3

 VIX指数は7.49%と大きく低下して17.78となりました。投資家がセンチメントを一段と改善して、リスク許容度を引き上げています。

Vix20120218

 月曜日はプレジデンツデーで休日となりますが、3連休を前にした手仕舞いの動きも比較的に限定的で、マーケットには依然先高観が強いように見えます。

 このような展開を受けて、CMEの日経先物価格(円ベース)は9,480円となっています。月曜日の日経平均株価はこの近辺でのスタートになりそうです。

Cme20120217

ちょっと一言

 「景況 世界で底入れの兆し」、「(米国)国内指標改善で強気に」「アジア市場トリプル高」「東京市場の好循環」など新聞紙上には楽観的な見出しがあふれかえっています。経験的には、このような状態にはあまり良い思い出がありません。

 このような楽観的なセンチメントのさなかに、どこかで意外な調整局面があるかもしれません。調整の引き金を探るような動きには十分に」警戒するつもりです。そこで、敢えて気になっている指標を指摘しておきます。

 まず、シティ・グループの作成している「びっくり指数」。5年間の推移でみると、どうやらピークアウトの可能性もありそうです。予想外に好調な経済指標もそろそろ打ち止めになるかもしれないということです。

520120217

 次にVIX指数。17.78と低水準になっていますが、過去の推移から見る限り、今後は上昇に転ずる可能性もあることを示唆しているような感じがします。

 Vix520120217

 ただし、2012年のマーケット、特に日本のマーケットに関しては決して弱気に見ているわけではありません(「2012年の株式市場を読むヒント」)。念のため。

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2012年2月17日 (金)

今日のマーケットは? 2月17日

 体調不良が続き、簡単に失礼します。

 コンセンサスを上回る経済指標が続き、ダウ平均株価が123.13ドル、0.96%の大幅高となりました。ザラバも着実に値を上げ続ける力強い展開でした。

 この動きを映して9365円となったCMEの日経先物価格(円ベース)9,365円の近辺を、今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。

  今日は近畿日本ツーリストなど20社余りの決算発表の他には目立った国内要因はありませんが、大きく円安に振れた為替がザラバを下支えするため、堅調な推移が期待できそうです。 

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2012年2月16日 (木)

今日の日経平均株価は? 2月16日

 ギリシャ救済措置の先送りが重石となり、ダウ平均株価が97.33ドル、0.75%の反落となりました。

20120215

 この動きを背景に、今日の日経平均株価も軟調気味なスタートとなりそうです。CMEの日経先物価格(円ベース)9,230円を寄り付きの一応の目安としていますが、もう少し低めになり可能性が高いと見ています。

Cme20120215

 ポイントは何と言ってもユーロ円の動き。ユーロ圏財務相会合でギリシャに対する金融支援が決定されるという期待感の高まりから、急速にユーロ高円安が進んできたのですが、救済先送りからユーロ安円高方向に振れています。これが今日の日経平均株価の重石になりそうです。

A20120216

 今日は、2月の月例経済報告の他、トレンドマイクロ、ブリヂストンなど5社ほどの決算発表が予定されています。

 3月20日には145億ユーロの国債償還の期限を迎えるギリシャをめぐって、ユーロ円の動きから目が離せないようです。加えて、週間ベースの新規失業保険申請件数、1月の住宅着工と生産者物価統計、2月のフィラデルフィア連銀景況指数、そしてGEの決算などを控える米株先物の動きにも注目する必要があります。

 全体としては、調整色の強いマーケットになりそうだと考えています。

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2012年2月15日 (水)

今日のマーケットは? 2月15日

 体調不良のため簡単に失礼します。申し訳ありません。

 日銀による追加金融緩和と、それに伴う円安への振れ、さらに軟調に推移していたダウ平均株価がユーロ圏財務相会合でのギリシャ支援決定に対する期待から終盤に持ち直したこと、などを背景に、今日の日経平均株価は好調なスタートが期待できそうです。

 CMEの日経先物価格(円ベース)9,105円の近辺での寄り付きを想定しています。

 今日は、2月の金融経済月報のほか、関東天然瓦斯開発、ヤマハ発動機など20社余りの決算発表が予定されていますが、マーケットへの影響は限定的と思われます。

 やはり、ユーロ圏蔵相会議の動向が気になります。10-12月期のユーロ圏GDPにも注目です。

 加えて、1月の鉱工業生産、2月のニューヨーク連銀製造業景気指数とNAHB住宅市場指数、そして1月23-25日のFOMC議事要旨の発表を控える米株先物の動きからも目を離せません。

 いずれにしても、日経平均株価のザラバの動きは海外要因次第ということになりそうです。円安が下支えとなるものの、一段高に突き進むには不透明な要素も多いため、全体としては小動きと見て臨みたいと思っています。

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2012年2月14日 (火)

今日のマーケットは? 2月14日

 ギリシャ議会が緊縮策関連法案を議決したことから、デフォルト懸念が後退したことを好感して、ダウ平均株価が72.81ドル、0.57%上昇しました。

20120213

 この流れを受けて、今日の日経平均株価もCME日経先物価格(円ベース)9,015円の近辺での寄り付きとなりそうです。

Cme20120213

 今日は12月の鉱工業生産動向の確報値の他に、日銀の金融政策決定会合後の白川総裁の会見があります。「物価目標」の公表方法の見直しがどうなるか、多少楽しみです。決算は大王製紙など170社あまり。

 ザラバは小動きと見ています。ギリシャに関しては楽観的なムードが強いとはいえ、15日のユーロ圏財務相会合を控えています。ユーロ円の動きを見ても、楽観一色というわけではなさそうです。したがって、方向感の欠けた小動きと考えています。

A20120214

 

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2012年2月13日 (月)

今日のマーケットは? 2月13日

 気になるユーロ円はユーロ高円安に振れて始まっています。ギリシャ議会での財政緊縮策関連法案の採択に関しては、大きなネガティブ・サプライズなく進展したものと推測されます。

A20120213_2

 しかしながら、15日のEU財務相会合に向けて、要求されている3つの条件や民間金融機関との債務削減合意が完全に履行できるかどうか目を離せない状況が続きそうです。

 このような状況が、今日の日経平均株価の重石になりそうだと見ています。CME日経先物価格(円ベース)8,940円を寄り付きの一応のメドとしています。

Cme20120210

 今日は、12月の第3次産業活動指数、10-12月期GDP速報値の発表が予定されています。決算はオリンパスなど160社近く。加えて、14日まで日銀の金融政策決定会合が開催されます。FRBの影響で、「物価目標」の公表見通しを検討すると伝えられているので注目したいところです。

 ただ、ザラバでは、ギリシャの動向、S&Pによるイタリアの金融機関格下げの影響、予算教書を控える米株先物の動向など気になる海外要因が山積みで、上値の重い展開になりそうだと考えています。

 

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2012年2月10日 (金)

予想外に軟調な日経平均株価

 「今日のマーケットは? 2月10日」では堅調な日経平均株価の推移を想定していたのですが、予想外に軟調な推移となっています。現在は前日比33円安程度となっています。

 背景にあるのはダウ先物取引価格が低下傾向にあること。これまでの好調な展開に対する利益確定の動きが指摘されていますが、正直なところ明確な理由は見えません。

20120210

 もう一つは、ユーロ安円高への振れ。ギリシャのデフォルト懸念は当面回避されたものの、欧州を覆っている南北問題が解決されたわけではないことが意識されているものと思われます。

A_20120210

 早朝の段階では、日経平均株価の動きは全く想定しておらず、深く反省している次第です。

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今日のマーケットは? 2月10日

 ダウ平均株価が小幅高で終えたことを映して、今日の日経平均株価も堅調なスタートを期待しています。9,030円の近辺での寄り付きを想定しています。ザラバは、為替が円安に振れていることもあって、堅調に推移すると考えています。

 ダウ平均株価は6.51ドル、0.05%の小幅高で終えました。とは言え、ギリシャ政府と連立与党との間で金融支援受け入れ条件に関して合意に達し、週間ベースの米新規失業保険申請件数が予想を下回ったにもかかわらず、午前のマーケットは軟調な動きを見せています。かなり高値感が出ていることが気になります。

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 CMEの日経先物価格(円ベース)9,030円を一応の寄り付きの目安としていますが、ドル円、ユーロ円ともに円安に振れていることから、もう少し高めが期待できそうです。

Cme20120209

 今日は、1月の企業物価の他、460社ほどの決算発表が予定されています。

 ザラバは、円安が下支えになることに加えて、EU、ECB,IMFとギリシャ政府との間で実務レベルの金融支援交渉が順調に進んだことを受けて、EU財務相会合で政治レベルでの合意に至る可能性が高いことが、マーケットの押し上げ要因になることが期待できると見ています。

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2012年2月 9日 (木)

ユーロ円の株式市場への影響に注目

 昨日の日経平均株価は98.07円、1.10%と大きく上昇しました。

20120208_3

 ダウ平均株価が0.26%と小幅ながら堅調に上昇したことに加えて、大きくユーロ高円安に振れた為替が、ザラバでも一段と円安方向に動いたことがマーケットを押し上げたと見ています。

A20120209_3

 そこで、ユーロ円の動きが日経平均株価にどのような影響を与えたのかについて考えてみたいと思います。

 まず、リーマンショック後のドル建て日経平均株価とダウ平均株価の動きから。

20120208_2

  両者は驚くほど似た動きを見せています。ドル円とダウ平均株価の動きが日経平均株価の動きを決めてきたと言えそうです。しかし、昨年になって春に大きく乖離が拡がり、秋に入って再び拡がっています。その動きを拡大してみると次のようになっています。

20120208_6

 春の乖離拡大の背景は、言うまでもなく、東日本大震災です。それでは秋の乖離拡大は?

 ギリシャをはじめとする欧州の動揺であると見ています。日米の金融政策の差もあるのでしょうが、日経平均株価はユーロ円の動きに大きく上値を抑えられました。

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 最近は、ユーロ高円安がマーケットを押し上げる傾向が目に付きますが、今後も ユーロ円から目が離せません。もし、ギリシャの雇用や年金改革の動きが進展を見せ、財政支援が固まって、一段とユーロ高円安が進めば、日経平均株価の上昇率がダウ平均株価を上回る可能性があります。

 もちろん、逆のケースも念頭に置いておかねばなりませんが・・・・・

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今日のマーケットは? 2月9日

 スタート直後にモタついたダウ平均株価が結局小幅高で終えたことを受けて、今日の日経平均株価も静かなスタートになりそうです。9,000円の近辺での寄り付きを想定しています。ザラバはギリシャ問題の推移を見守る膠着感の強い展開になりそうだと見ています。

 ダウ平均株価は5.75ドル、0.04%の小幅高で終えています。

20120208

 スタート直後に一時的に値を崩しましたが、為替がユーロ安ドル高に振れたことが大きく影響したと見ています。

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 VIX指数もこの時間帯に大きく上昇して、投資家心理が悪化した様子を示唆しています。

Vix20120208

 CMEの日経先物価格(円ベース)は9,000円となっており、日経平均株価はこの近辺での寄り付きになりそうだと見ています。

Cme20120208

 今日は12月の機械受注の他、1月のマネーストックと消費動向調査の発表が予定されています。決算は210社あまり。

 これらの国内要因に加えて、春節のインパクトを織り込んだ1月の中国消費者物価統計が気になるところですが、やはり何と言ってもECB理事会を控えた欧州の動きにマーケットの注目が集まると考えています。その意味でユーロ円の動向から目が離せません。

 そのユーロ円は現在のところ比較的に小動きで推移しています。

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2012年2月 8日 (水)

今日のマーケットは? 2月8日

 所用のため簡単に失礼します。

 停滞気味にスタートしたダウ平均株価が10時過ぎから回復に転じ、結局33.07ドル、0.26%高で終えたことを映して、今日の日経平均株価も無難なスタートになりそうです。CMEの日経先物価格8,940円の近辺でのスタートを想定しています。現在の日経先物の気配値はもう少し高いところで推移しています。

 今日は、12月の国際収支統計、1月の景気ウォッチャー調査、そして160社近くの決算発表が予定されています。

 ザラバは円安に振れた為替が下支えになり、堅調な推移を一応想定しています。

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2012年2月 7日 (火)

今日のマーケットは? 2月7日

 ギリシャをめぐる不透明な状況が重石となり、ダウ平均株価が膠着状態で推移したことを映して、今日の日経平均株価も動きの少ない展開を想定しています。

 ダウ平均株価は17.10ドル、0.13%の小幅安で終えています。

20120206

 マーケットの心理状態を示すVIX指数は3.86%上昇して、投資家が多少警戒感を強めた様子が示されていますが、日中の推移を見るとほぼ完全に膠着状態であったことが鮮明です。

Vix20120206

 このような状況から、日経平均株価はCMEの日経先物価格(円ベース)8,910円を挟んだ小動きとなりそうです。

Cme20120206_2 

 今日は12月の景気動向指数速報と200社近くの決算発表が予定されていますが、前日同様にマーケットへの影響はなさそうです。

 蛇足ですが、前日の日経平均株価は1.10%上昇したものの、1月の雇用統計に押し上げられたダウ平均株価の影響によるもので、国内要因がザラバを動かした様子は見えません。今日も同様な展開になる可能性が大きいのではと考えています。

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2012年2月 6日 (月)

今日のマーケットは? 2月6日

 今日の日経平均株価は、先週金曜日に1月の雇用統計が押し上げたダウ平均株価を映して上昇してのスタートが期待できそうです。CMEの日経先物価格(円ベース)8,910円の近辺を想定していますが、さらに高めになりそうな気配です。

Cmeb20120203

 ドル円は小動き、ユーロ円はわずかに円高に振れて動き始めていますが、マーケットへのインパクトは限定的なようです。

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 今日はJT,NTTなど170社近くの決算発表が予定されています。

 日米ともに目立った経済指標の予定はありません。

 ザラバも堅調な推移を期待しています。ただし、ダウ先物価格がわずかに下振れでスタートしていることもあって、ザラバに一段高となる局面はないだろうと見ています。

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2012年2月 5日 (日)

ちょっと一息 : 受験シーズン

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小動きにとどまる米国の在庫循環モメンタム

 2月3日に商務省が発表した12月の製造業出荷・在庫・受注統計をベースに作成した米国全製造業在庫循環モメンタムです。株式市場の好調さに比べると小動きにとどまっています。金融緩和の継続が経済の実態以上に株式市場を押し上げているという感じがあります。

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 自動車関連は多少軟調な動きでした。

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 対照的にコンピュータ関連はわずかに反発しています。

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復興需要の本格化を示唆する出荷在庫バランス

 ちょっと遅くなってしまいましたが、1月31日に経済産業省が発表した12月の鉱工業生産動向を使った出荷在庫バランスです。建設財の底入れが鮮明となり、いよいよ復興需要の本格化を示唆する動きを見せています。

 鉱工業全体の出荷在庫バランスはわずかですが上昇しました。

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 耐久消費財は大きく反発しています。ただし、出荷在庫バランスは数量ベースであるために、金額ベースの在庫循環モメンタムと比べると、家電製品などの価格低下の動きが反映されているわけではないことに多少の注意を要します。

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 非耐久消費財は安定した小動きです。

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 機械などの資本財も小動きです。ただし、タイの復興関連として工作機械などの堅調な動きには注目を要します。

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 建設財に底入れが鮮明になってきました。現時点で最も注目する動きです。

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 生産財は小動きですが着実に回復の動きを見せています。

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米国マーケットを振り返る 2月3日

 1月の米国雇用統計がコンセンサスを大幅に上回ったことが米国マーケットを押し上げました。156.82ドル、1.23%の大幅高で終えています。

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 サプライズ指数が20.8%跳ね上がりました。あまりの雇用の強さにびっくりしたようです。

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 雇用統計のマグニチュードの大きさは、日経先物夜間取引価格の推移に映し出されています。

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 もちろんドル円にも鮮明です。

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 ただ、ダウ平均株価が高値に張り付いた後はほぼ横ばいで推移したことが多少気になっています。それに比べると、単なる印象に過ぎないのですが、ナスダック総合指数はザラバもじわじわと上昇を続けたことに注目しています。

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 フェイスブックの上場申請をきっかけとするジンガやグル―ポンなどの関連銘柄の好調な動きが続いていることが背景であると見ています。米国のマーケットにとってはこの動きがかなり重要な意味を持っているのではという感じがしています。

 いずれにしても好調な米国マーケットを映して、CMEの日経先物価格(円ベース)は8,910円となっており、月曜日の日経平均株価はこの近辺での寄り付きとなりそうです。

Cme20120203

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2012年2月 3日 (金)

今日のマーケットは? 2月3日

 1月の雇用統計を控えて、ダウ平均株価が膠着状態で推移した動きが、今日の日経平均株価にもそのまま反映しそうな様子です。8,865円の近辺で寄り付いた後は、方向感のない小動きと考えています。

 ダウ平均株価は11.05ドル、0.09%の小幅安で終えています。

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 金曜日の1月雇用統計を控えていることや、欧州の動向が依然として不透明であることが、膠着感の背景にあると見られます。軟調といった感じはありません。フェイスブック関連銘柄の好調な動きもあって、ナスダック総合指数は0.4%上昇しています。

 バーナンキFRB議長が、米国景気の回復に関してフラストレーションを起こすくらい緩慢だとコメントしたことが、多少マーケットに影響を与えたような気がしますが、極めて限定的なものでした。

 VIX指数は3.07%低下しており、投資家はリスク選好の姿勢を強めています。

Vix20120202_2 

 CMEの日経先物価格(円ベース)8,865円の近辺を、今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。

Cme20120202

 今日は重要な経済指標の発表はありませんが、350社を上回る決算発表が予定されています。

 ザラバの方向感は見えません。雇用統計を控える米株先物も様子見から小動きと考えています。

 やはり、気になるのは雇用統計。ADP雇用統計、チャレンジャー・グレイ・クリスマス社による企業人員削減計画などが相次いで弱い雇用の動きを示唆しています。サプライズからマーケットが急激に変動する可能性もありますので注目したいところです。

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2012年2月 2日 (木)

今日のマーケットは? 2月2日

 所用のため簡単に失礼します。

 イタリア(FTSEMIB)が2.76%の急騰となったのをはじめとして欧州市場の堅調さがダウ平均株価を押し上げました。83.55ドル、0.66%高で終えています。

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 この展開を背景にCME日経先物価格(円ベース)は8,865円となっており、この近辺での寄り付きを想定しています。ダウ平均株価が3時から大引けにかけて多少手仕舞いの動きを見せたことから、日経先物は夜間取引の水準をわずかですが下回ってのスタートになりそうです。

Cme20120201

 今日は、1月のマネタリーベースの他、100社余りの決算発表が予定されています。ソニーの数字に注目が集まりそうです。

 ザラバはユーロ高ドル安に振れていることもあって、堅調な推移が維持できるだろうと見ています。

 10-12月の労働生産性、週間ベースの新規失業保険申請件数、そしてダウケミカル、メルクなどの決算発表を控える米株先物から目を離せませんが、翌日に1月の雇用統計がありますから、大きな動きはないと考えています。

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2012年2月 1日 (水)

ちょっと一息 : 喫茶楽屋

新宿末広亭の裏手にある喫茶店。何とも風情のある店構えが気に入っています。

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今日のマーケットは? 2月1日

 今日の日経平均株価は前日に続いて膠着感の強い展開になると見ています。寄り付きはCMEの日経先物価格(円ベース)8,795円の近辺を想定しています。ザラバは為替の動きに加えて、重要な経済指標を控える米株先物の動きに注目する必要がありそうです。

Cme20120131

 ダウ平均株価は20.81ドル、0.16%の小幅安で終了しました。

20120131

 10時前からの下げが目立ちます。9時45分に発表された1月のシカゴPMI、10時の1月消費者信頼感指数が相次いでコンセンサスを下回ったことが大きく影響したと見られます。

 サプライズ指数は16.22%低下しており、弱い経済指標のショックが大きかったことを示唆しています。

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 VIX指数は0.21%とわずかに上昇しましたが、やはり10時以降の上昇が目立ち、投資家心理が悪化したことを示しています。

Vix20120131

 ギリシャの債務減免問題に進展が見られないことも多少の重荷になったようです。ただし、イタリアのマーケット(FTSEMIB)の動きが示すように、ほとんど膠着状態といった様子でした。

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 日経先物の夜間取引の推移を見ると、0時前から下げが目立っており、米国の経済指標を受けたダウ平均株価の動きをそのまま映した展開になっています。

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 今日は、12月の毎月勤労統計調査のほか目立った指標はありません。ただ、1月の新車販売や、1月の中国PMIの動きには注目したいところです。決算は野村HD、三菱UFJフィナンシャルグループなど50社あまり。

 ただし、1月のSDP全国雇用者数やISM製造業景況指数などの発表を控える米株先物の動向がかなり影響しそうだと見ています。

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