今日のマーケットは? 7月27日
ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁がユーロを防衛するためにあらゆる手段を用いると述べたことがきっかけとなって、ユーロが反発して、スペインの国債利回りが低下しました。スペイン(IBEX35)が6.06%の急騰を見せています。
欧州市場の反発を受けて、ダウ平均株価も211.88ドル、1.67%の大幅高となりました。週間ベースの新規失業保険申請件数が予想よりも少なかったこと、6月の耐久財受注が事前予想を上回ったこと、スリーエムなどの決算がコンセンサスを上回ったことなどもマーケットを押し上げたと見られます。
VIX指数は9.36%と大きく低下して、マーケット心理が大きく改善したことを示唆しています。ただし、日中の推移を見ると下げ幅が縮小する動きも見え、6月の中古住宅販売件数が予想を下回ったことや、自動車など輸送用機器を除く耐久財受注が予想に達していないことなどから、必ずしも楽観一色というわけではなかったようです。
CMEの日経先物価格(円ベース)8,530円の近辺を、今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。
ザラバは為替の動きに大きく影響されるのでしょうが、ユーロ円が大きく円安に振れており、マーケットの下支えになると思われます。
ドル円は明確な方向性が見えません。
今日は、6月の消費者物価統計の他、富士写真フィルムH、富士通、NTTドコモなど220社余りの決算発表が予定されています。
4-6月のGDP速報や、7月のミシガン大学消費者信頼感指数の発表を控える米株先物の動きから目が離せません。
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