今日のマーケットは? 6月7日
週間ベースの新規失業保険申請件数が僅かながらも予想より多かったことが、金曜日に発表される5月の雇用統計に対する警戒感を醸成する一方で、ドル安円高に振れた為替がマーケットを押し上げました。ダウ平均株価は80.03ドル、0.53%高で終えています。
VIX指数は4.97%低下して、投資家がリスク許容度を高めた様子が示唆されています。
CMEの日経先物価格(円ベース)は12,745円となっています。
今日は国内では4月の景気動向指数速報、米国では5月の雇用統計が発表されます。
今日の日経平均株価は12,706円、日経先物価格は12,710円でスタートしています。この後の展開は予想しにくいのですが、ドル円が一段の円高に振れることがなく小幅な変動にとどまれば、株価も同様の推移をたどると見ています。
最近の日経先物価格の増減を要因別に分解すると次のようになっています。
長期的に見ると、日経先物価格の動きはダウ平均株価と為替の変動に大きく影響されてきました。ところは上図に見るように、「その他」項目(米国と為替以外の要因による影響額)がマーケットを掻き回してきました。しかし、「その他」の影響が縮小する兆しが見え始めているのではと見ています。したがって、ドル円の変動に沿ったマーケットの動きが期待できそうです。
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