もしマーケットが開いていたら・・・ 5月3日
4月の米国雇用統計が予想を上回ったことを背景に、5月3日のダウ平均株価は142.38ドル、0.96%上昇しました。
失業率は7.5%。事前予想は7.6%でした。着実な低下方向への動きが続いています。
非農業部門雇用者数は165,000人の増加。コンセンサスは140,000人程度の増加でした。顕著な増加というわけではありませんが、マーケットは好感したようです。
VIX指数は5.45%低下して、投資家がリスク許容度を高めました。
CMEの日経先物価格(円ベース)は14,145円となっています。
ドル円は4月の雇用統計をきっかけに大きく円安方向に振れています。
5月3日の日本市場は憲法記念日で休場でした。もし市場が開いていたら、米国雇用統計をきっかけとする、ダウ平均株価の上昇と円安への振れに押し上げられて、日経先物のナイトセッションは大幅に上昇したと思われます。簡単なシミュレーションでは、ダウ平均株価の上昇で141円、円安による為替影響で147円、合わせて288円程度の押し上げ効果があったものと推測しています。
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